遠征記録です。(題名をクリックするとHTMLページが新しいウィンドウで開きます。)
2013年 白馬岳ツクモグサとザイテングラートからの涸沢岳
6月20日に九州を出発し、ツクモグサの白馬岳に登り、下山後上高地から残雪の涸沢経由で涸沢岳に登った記録です。白馬岳のツクモグサはピークを過ぎていたようでしたが、ウルップソウ、オヤマノエンドウ、ハクサンイチゲなどの高山植物もきれいに咲いていました。涸沢の上部は6月初めより雪解けも進みザイテングラート通行可を確認して登るも生憎の天候で目的の涸沢岳からの前穂、奥穂、ジャンダルムへの大パノラマを見ることはできず、涸沢岳へはいつか機会を見つけて再チャレンジです。花の記録はこちらです。
杓子岳登山路から振り返る白馬岳 |
涸沢ヒュッテから見上げる穂高連峰、ザイテングラートは登降可 |
2013年 上高地のニリンソウと槍ヶ岳
6月2日に九州を出発、ニリンソウの咲く上高地からババ平でテント泊をして槍ヶ岳に登った記録です。槍ヶ岳登頂後に行った南の大喰岳から見た槍ヶ岳、その素晴らしさに大感激でした。帰りに涸沢に入りそこから見上げる奥穂高から涸沢岳への雪の壁は自分の技量ではやはり無理だと思いました。その凄さに魅せられ浮かれたわけではないのですが、財布を無くして二度も涸沢に入ることになってしまいました。(緑のニリンソウのおかげでしょうか、財布は無事に戻ってきました。)花の記録はこちらです。
グリーンバンドから振り返る槍沢、右に中岳 |
涸沢小屋テラスから見る前穂高岳北尾根、中央に涸沢ヒュッテ |
2012年 秋の涸沢、岳沢ベースキャンプ登山
10月1日に九州を出発、まず徳本峠にテントを張り霞沢岳から穂高連峰を眺め、徳沢、涸沢とテントを張って紅葉の涸沢を満喫しました。北穂高岳登頂後涸沢に下って前穂北尾根の56のコルに挑戦してみましたが、初めてのバリエーションルートにその厳しさ、困難さも実感しました。涸沢からは一旦上高地に下り岳沢にテントを張って憧れのジャンダルムに登りましたが、コブ尾根の頭から見る奥穂高岳とジャンダルムは最高の景観でした。
北穂南稜登山道から見る穂高連峰と涸沢 |
涸沢の紅葉と涸沢岳、北穂高岳 |
2012年 夏の後立山連峰テント泊縦走
7月21日に九州を出発、白馬大雪渓から登って後立山連峰を南下し、針ノ木大雪渓を下ったテント泊縦走記録です。前半はガスで山頂からの景観は得られませんでしたが、鹿島槍ヶ岳以南は夏空が回復し剱立山連峰を眺めながら歩くことができました。前半から夏空だとバテてしまったかもしれませんし、また縦走路には夏の高山植物が咲きその花の写真を撮りながらマイペースで歩けたことも達成できた理由だと思います。
五竜岳山頂にて左が唐松岳白馬岳方面、中央に五竜山荘 |
鹿島槍ヶ岳南峰から見る後立山連峰の山並み、右に鹿島槍ヶ岳北峰 |
2009年 夏の北アルプス山行記録
2009年6月下旬から10月末まで長野県内に在住して北アルプス中心に登った記録です。天気の良い日に、お盆までは後立山連峰、お盆すぎから槍穂高、剱岳など北アの主だった山を目指し、南アルプス北岳にもトライしました。
登山の結果として、お盆までは梅雨明け後の天候不順に思うように登山ができなかったのですが、アルプスの雄大な景色やライチョウ、ニホンカモシカとの出会いなど貴重な経験もすることができ、百点評価で95点の達成と思っています。心残りの後立山連峰の名峰からの展望と奥穂高岳-西穂高岳の縦走は機会を作って挑戦してみたいと思っています。ただこうした山歩きができるのも山小屋や登山道整備、自然保護に関わっている多くの人たちのお陰、感謝です。
西穂高岳山頂にて穂高連峰のパノラマ、左に槍ヶ岳 |
長期遠征の最後を飾った常念岳からの槍ヶ岳・穂高連峰の大パノラマ |