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馬場島から剱岳経由大日岳往復(2015年7月)

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計画と準備

・計画
日本の3000m峰グレートサミット登頂を目標とする中で登頂するもガスで景観の得られなかった準未踏峰の立山三山を立山駅から登ってみようと立山駅から室堂周辺を調べ始めていたところ、雑誌の記事で馬場島から早月尾根経由剱岳、大日岳縦走を知り、立山三山は室堂からだと登頂機会は得やすいのでこれだと思った。雑誌記事は大日小屋から称名滝に下るコースを紹介しており、マイカーだと車を馬場島まで回収に行くことになり交通費で1万円ほど掛かってしまう。その1万円を山小屋宿泊に充てれば早月尾根を下って馬場島に下りることが出来る。時期は梅雨明け後の高山植物が盛んな頃がいい。
かくして7月下旬に馬場島から剱岳経由大日岳往復を小屋泊で計画した。15時までに小屋到着となると無理な設定は出来ないが、3日目は別山でのご来光や雷鳥沢に下りてお温泉にも入れそうだ。剱岳には2度登ることになるが、景観の得られる好天に恵まれる機会も増えると考えた。

7/22(1日目)馬場島出発→早月小屋泊
7/23(2日目)早月小屋→剱岳→剱御前小屋泊
7/24(3日目)剱御前小屋(ご来光別山往復)→雷鳥沢ヒュッテ(入浴)→奥大日岳→大日小屋泊
7/25(4日目)大日小屋(ご来光大日岳往復)→奥大日岳→剣山荘泊
7/26(5日目)剣山荘→剱岳→馬場島帰着
6日目 予備日(エスケープは室堂、称名滝)

・準備
梅雨明け直後は雪がまだ残っているのでヘルメットに10本歯アイゼンとピッケルを準備した。今回も行動食にオレンジ、ドリンクゼリー、ソイジョイを予備日を含めて六日分、小屋での部屋着や薄手フリース、カメラ2台(ミラーレス望遠セット+コンデジ)など初期全重量は約14kgとなった。(山小屋への直前の確認でピッケルの持参は止め、初期重量は約13kg)

・出発
7月21日、登山口の馬場島に明るいうちに着きたかったここと高速の深夜3割引き利用のため、朝の3時に北九州を出発した。途中仮眠をして立山ICを目指す。
天気は東へ行くほど良くなって敦賀を過ぎると快晴となった。
立山ICを下り湯神子温泉に寄って汗を流したが、この時入浴客の話で北陸地方で梅雨明け宣言されたことを知り、湯船の中で一番のタイミングで登山ができると思った。
17時過ぎに馬場島荘の駐車場に到着、登山口や周辺の設備を確認し、明日の早月小屋宿泊を予約した。この日は車中泊、下山時には馬場島荘での宿泊を考えた。

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馬場島荘駐車場、剱岳は雲の中

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猫又方面への分岐、剱岳は右へ

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試練と憧れの碑

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剱岳の諭の碑

→ 7月22日(1日目)馬場島→早月小屋の記録

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